東京にある共創型コンサルティング会社「かたちえ」が「仕事」も「暮らし」も持続可能な形で発展的に「楽しく充実させたい」と願う人たちに向けた学びの場づくりとして続いてきた活動を「一般社団法人いろはこ」とし受け継ぎ、mindmap/マインドマップ、Udemy、経営マインドマップ、構造思考、組織学習、学習する組織、システム思考、ストレングスファインダー、フォトリーディング、トップリーダー養成塾など様々な講座・ワークショップ・セミナー情報など、クリエイティブな個人と組織を創出していく手助けになるためのブログです。

マインドマップで思考も筆算できる!

マインドマップで思考も筆算できる!
マインドマップ

こんにちは!運営事務局のmakiです。

マインドマップ本質講座、着々とお申込みいただいています。

ありがとうございます!

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さて、今回のマインドマップ本質講座。
マインドマップにまだ慣れていないけれども参加したい、という方々には、
ぜひUdemyで当日までにご自分のペースで学んでいただきつつ、
当日ご受講いただくと学びの効果が大いにアップします!

さらに、

昨年11月に開催したマインドマップ集中講座(講座当日の様子はこちらをご覧下さい)
を受講した栗崎由子さん(トップリーダー養成塾6期生)による、以下の当日体験記をUdemyと合わせてぜひお読み下さい!

Udemy講座での内容がさらに深く、ご理解いただけること請け合いです☆

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マインドマップは心で書く、描く

私はこの講座に参加する前からマインドマップというものは知っていた。
他の人の描いたマップを見て、おそるおそる自分でもまねして描いてみた。
しかし、どこにその効用があるのか、実は最初よくはわからなかった。
「あ、おもしろそう!」と最初から思えなかったのは、私の心の底に苦手意識があったからだと思う。

私は物事を考えるとき、余りシステマチックに思考しないのだ。
関係のありそうなあれもこれもを頭に放り込み、じっと咀嚼して、煮詰めて時間をかけて理解する。
全体像が見えたと思えたときから、考えを纏められるようになる。
今までそういう思考方法を繰り返していた私の目で見ると、
マインドマップはいかにもスマート過ぎて、自分にはそりが合わないのではないかと思えたのだ。

他方、マインドマップを知る人々はそれがどんなに思考を整理し、効率化するかを熱っぽく語る。
なぜ彼/彼女らにとってそんなにいいのか、いまひとつピンとはこなかったが、私もそういう使い方ができたらいいなとは思っていた。
そんなとき、まつかつさんが「マインドマップ集中講座」(以降、講座と略す)に誘ってくれたのだ。
「誘う舟には乗るべし」が私の信条だ。すぐに参加を申し込んだ。

気持ちをほぐす重要な小技の数々

「まずやってみよう」

TEFCAS という、まつかつさんの編み出した思考と学びのサイクルがある。
このTは”Try all”のTだという。何でもまずやってみよう、というメッセージだ。
このまつかつさんの哲学がこの講座にも通底していた。

講座の冒頭、講師の一人、下家千明さんに言われた、「うまい下手に関係なく、まず描いてみるといいですよ」。これでかなり気が楽になった。まつかつさんのおっしゃる、「沢山描いて体感する」海に出て行けそうな気がしてきた。

思考を筆算する

抽象的なことを考えて思考の行き所が無くなりがちな私の頭には、
この考え方は目からウロコだった。
マインドマップの根本思想の一つは「分けるとわかる」ということにあるというのだ。
例えば「顧客満足度向上」というテーマがあるとする。
その言葉に組み込まれた要素を分解する。
この例だと「顧客」「満足度」「向上」という言葉に分けられる。
その一つ一つにマップの枝をアサインし、各言葉に籠められた意味を小枝に書き出していく。

つまり思考の可視化である。

こうして思考を整理すると、自分にも相手にも意味がわかるようになり、従って自分の思考が相手に伝わるようになる。

色と形で思考を描いてから言語にする

この講座ではとにかく色鉛筆を多用する。用意された白紙にどんどん各自の心に湧き上がることを色と形で表現していく。
色と形に自分の気持ちを乗せるのだ。

例えば、「ハートワーク」では、心にある言葉を枝の上に書き取っていく(上の写真)。
これは枝の書き方の練習でもあるが、何よりも自分の気持ちの解放になった。
このように一連のワークを通じ、気持ちと発想、それに続く思考の整理は、互いに密接に関連した脳の働きだと納得できた。

フルマップにチャレンジ

初めて描いたフルマップのテーマは自己紹介だった(下の写真)。
このワークで面白い事に気付いた。
マップに小枝を先に描いておくと、枝の数だけアイデアが出てくるのだ。
アイデアがあるからそれを乗せる枝を描くのではなく、その逆だ。不思議だがそうなのだ。
枝をマップの上に描いて目に見えるようにしておくということは、「他にアイデアは?」と脳に答えを催促する効果があるらしい。

講座ではこのワークには50分間かけてくれた。これはありがたかった!
手を動かし、色鉛筆で白い紙にマップを描いていく時間、これはまた、感覚と言語のやり取りの時間でもあった。
充分に時間があったのでそのような感覚を確かめることができた。

ノートを執るマップ

マップ利用の一つの例として、ある構造に沿って書かれた文章を耳で聴きながら、その構造とキーワードを読み取るワークを行った。例題は「ペリーの浦賀来訪」をテーマにした短い文章だ。下家さんが朗読されるその短い文を聴きながらからマップを描いた(写真)。

これは発想を拡げることが目的ではなく、頭を整理しながらノートを執ることが目的である。
私はこんな使い方もあるのかと感心し、またこのような場合には5W1Hをそのままマップの主枝の名称(BOI, Basic Ordering Ideas, マップのメインブランチに付ける名称。本でいうと大見出しに相当する)になることも学んだ。

企画のワークで締めくくり

講座の締め括りは、企画マップだった。こうなるとマップは個人の振り返りツールでなく、仕事の道具となっていく。

日本の魅力を外国人にアピールする観光キャンペーンの企画をマップで描くというテーマに、全員が頭を捻った(写真は筆者の作品)。
それはまた、今まで学んだ様々なテクニックを使い、頭の中で飛び散るアイデアを纏めていく楽しいプロセスでもあった。

BOIには5W1Hの枠組みを使ったほか、こういう場合は”How much?”のHを更に加えて、予算込みの5W2Hもありということを学んだ。
マップは現実の場面で多様な活用ができるようだが、その片鱗を少し体験したように思った。

テーマからして複雑なディテールを思考の中にいれなければならないと思ったが、そういうときこそマップが役立つ。
マップに思考を残しておけば、後で俯瞰できるのだ。その時、収束する先が見えてくる。
マップはこうして、安心して発散させる思考の場を提供するとともに、情況の俯瞰、そこからの収束まで可能にするのか!

また、セントラルイメージに3から5分かけよ、という講師からのアドバイスにも納得した。
セントラルイメージこそが、あるテーマに取り組む自分の心の投影だからだ。
そしてそれを決めるのは、マップを描く人自身である。
そう考えると、マップは書き初めが肝心と言えるかも知れない。
私事だが、企画マップを描いてみて、私が初日午前中に描いたマップと比べると、線が伸びやかになっていると気付いたことも嬉しかった。そうか、マップに心が現れるのか!

集中講座の二日間で私のマップは劇的に変わった。
そして、マインドマップがこわくなくなった。
まず、こちらに挙げた私のマップのBeforeとAfterの変化をご覧頂きたい。どちらもウィークリーマップである。

ビフォア&アフターマップ

今でもマップを描くときに、「自分に心地よく描け」というまつかつさん、千明さんからのアドバイスを思い出すようにしている。
そうして初めて、見える形から言葉を繋ぐというマインドマップの極意が効き目を現すように思える。
マインドマップは右脳と左脳のつながりをうまく表現した思考のツールなのだ。
その証拠に、子どものグループで描いたマップには、力が溢れている!
講座の休憩時間に見たマップだったが、自分にブレーキをかけない人たちの勢いに目を見張った。

この講座で私にとってのマインドマップの世界が一挙に拡がった。
これからの私の課題はBOIだ。個々のBOIの名称が決まれば発想のフレームワークが決まったことになる。
しかしこれは、私にとってはまだ難しい。

BOIは思考の区分け道具とも言える。無理な枠組みを当てはめても、無駄、つまりマインドマップを活用できないことも演習でわかった。
ということで、私にとってBOIはこれからの研究課題だ。
こういうこともまた、数をこなしていくうちに身に付いてくるのかも知れない。
これからも機会ある毎にマップを描いてみようと思った。

⇒ トップリーダー養成塾6期生栗崎由子さんが書かれたBLOG記事


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