東京にある共創型コンサルティング会社「かたちえ」が「仕事」も「暮らし」も持続可能な形で発展的に「楽しく充実させたい」と願う人たちに向けた学びの場づくりとして続いてきた活動を「一般社団法人いろはこ」とし受け継ぎ、mindmap/マインドマップ、Udemy、経営マインドマップ、構造思考、組織学習、学習する組織、システム思考、ストレングスファインダー、フォトリーディング、トップリーダー養成塾など様々な講座・ワークショップ・セミナー情報など、クリエイティブな個人と組織を創出していく手助けになるためのブログです。

 

12月21日、セルフリーダーシップ養成塾の4か月目を無事に終えることができましたので、体験レポートをお届けいたします。

*初回から各回の体験レポートは、記事の最下部にあります

 

成果を創る準備は整った

「上手いやり方はもう既に手元にあるから、今は実際に手を動かして、経験をしながら、成果を創っていく段階なんだな、この数か月間の取り組みももうそのフェーズなんだな」としみじみと実感した一日でした。

受講前は、「塾で学んだツールに、自分なりに、徐々に慣れ始めていってるな」という気持ちでした。

ちょうど、自分のコーチング事業において、本当に新規の方から、フロントエンドセミナーにお申し込みをいただくことができました。塾で学んだプロジェクトマップや15分読書などを通じて、企画から実施、フォローまで、すべて自分で行いゼロからイチを創ることができ、まずは自分なりの成果を出せて、ほっとした気持ちを持ちながら、当日に臨みました。

そして、受講後には、「やっていけば、成果は必ず出るんだな」という確信が増えたように思います。

 

一日のアウトラインのマインドマップ。リアルタイムで徐々に情報が追加されていきますが、開始前はこんな感じです。

 

振り返ることで、次につなげるための成果を実感する

各自が作成した振り返りマップを言語化しました。

スケール化や実績と成果を分けることは、やはりパワフルでした、よくも悪くも(笑)

実は、今回の塾までの期間中に新型コロナウイルス感染症に罹患したこともあり、振り返りをやる前には「想定よりできんかったな」と思っていたのですが、実績と成果をていねいに書き出していくことで、「コロナの割には、まぁ割と頑張ったな」と、自分のやったことを認めることができたように思います。

振り返りは、反省のみで終わったり、責任の譲り合いだったり、吊し上げの場になることも、時にはあるように思います。事実としてのやったことを書き出し、一段高い目線から俯瞰することで、次につながる振り返りになることは、興味深いことです。

不安定な基礎の上に建造物を創ることは難しいので、自分のしっかりとした土台を作るためにも、地味ながら、継続して取り組む価値のあることだと思います。

 

塾の中で何度も行うスピーク&リッスン。シンプルだけと、アウトプットのトレーニングと同時にインプットにもなるので、非常に合理的。

 

やりっぱなしにしない、VISIONを見直して、アップデート

9月末の初回の合宿で作成したVISIONを、約3ヶ月の期間を経て、あらためて見直しました。

私の場合は、到達したいVISIONは描きながらも、そこに至るまでのマイルストーンがぼんやりしていました。この機会に、あらためて見直すことで、そのマイルストーンの解像度が一段上がったように感じています。

これは、自分が実際にいくつかの取り組みを行なってきたからこその変化だと思います。

 

他の参加者の方からも、VISIONに付け加えたいものが出てきたり、VISIONへの確信が深まったなどの意見がありました。

VISIONを自分の頭の中だけに置いておくのではなく、視覚化や言語化すること、やりっぱなしにせず、折に触れて立ち止まり再確認してみること、必要があれば再編集できること、そんなことの大切さを実感しました。

 

 

やっぱりお得、15分読書術

参加者同士で、何度か読書会として実施してきたこともあり、以前よりも15分読書に馴染んできたように思います。

アウトプットが徐々に増え、積読は徐々に減り始めました。

ただ、積読が減るのを上回る勢いで読む本リストが増えていくことは、結構な課題ですが。

 

そして、一人でやるのと、誰かと一緒にやるのでは、大きな違いがあるように思います。

誰かと一緒に取り組むことで、各プロセスの時間が上手く制限され、相手に伝えるという適度なプレッシャーもあり、読書をする集中力が、かなり上がるように感じます。

加えて、相手が読んだ書籍の情報や相手の気づきや学びなどについても知ることができるということも、大きなメリットです。

私たちはいつもの自分のやり方で得られる成果は既に得ていますから、自分では選ばない本に出会うこと、自分とは違う視点を得られることについては、とても価値のある刺激になります。15分読書は、塾が終わってからも続けていこうと既に決めていることの一つです。

誰かと一緒にすること、目的や得たい情報を明らかにした上で、読書に臨むこと、時間を区切ること、アウトプットを前提としていることなどから、集中力が高まる。15分でしっかりと成果を創る。

 

フラットでニュートラルな関わりが、自然な気づきを促す15分コーチング

今回、自分では心地よくない、どちらかというと嫌なテーマを取り扱いました。そのため、この15分間は決して楽しい時間ではありませんでした。

ただ、自分にとって本当に大切なことへ向かうために、嫌だけどやる価値のあることは、どうやらあるようです。

個人的には、そういうことは、まずは避けつつ結果が出る方法を模索した方がいいと思いながらも、正面から取り組んだ方が、結果的に早くて、効果的だったということはあると思います。

自分が無意識的に避けていることは、言語化することで初めて取り扱い可能になりますから、誰かに聞いてもらうことには価値があります。聞いてくれる人がいない状態では、なかなか言語化に至りません。

そして、誰に聞いてもらうかということも、大切なポイントです。

家族がいい例だと思いますが、どれだけ自分のことを思ってくれている方であっても、自分に対して否定的な意見が返ってくると予想される場合、無意識的に相談相手から除外するのではないでしょうか。

そういう意味で、上から目線のアドバイスではなく、フラットな目線で関わってくれるコーチは、とても得難いものです。ビジネスシーンや日常の生活の中で、もちろんアドバイスが必要な場面はあります。ただ、相手の主体性を考慮に入れない一方的なコミュニケーションでは、結果的に、お互いにとって不本意な結末を迎えることも多いのではないでしょうか。

これは、インナーワークのモビリティ(自動力)を引き出す方法の一つだと思います。

たかが15分、されど15分です。

今回、お相手のコーチの方は、誘導したい気持ちが出たようですが、そこを我慢し、ニュートラルに接してくださいました。だからこそ、私は避けていたことを言語化することができました。心地よくはありませんでしたが、一人ではなし得なかったことです。私にとっては、本当に大切なことに向き合う貴重な時間でした。

 

日常の中ではなかなか出会う機会の少ないニュートラルなコミュニケーションは、ぜひ実際に体験してほしいことの一つです。

ストレングスファインダー

自分の性質を理解し、うまく付き合うために、周りにリクエストをするということの効果を非常によく感じました。

個人的には、「慎重さ」から行動が止まりやすいというパターンをよく使っていると認識していますので、「行動を優しく煽ってほしい」と周りの方にリクエストしました。そうすると、同じ参加者の方が即対応してくださり、優しく、何度も煽られました。心情的には、かなりのストレッチでしたが、いつもの自分ではやらない行動を、その場で多く実践できたので、とても効果的だったと思います。

また、相手からリクエストがあることで、こちらがどのような関わりをすれば、Win-Winになるかが分かるので、とてもコミュニケーションがしやすくなったことも実感しました。

さらに今回は、塾のフェローの方がマネージメントにおけるストレングスファインダーの活用事例をご紹介くださいました。組織で、チームで仕事をする場合は特に、それぞれが自分の特質について理解し、お互いの特質について理解をすることで、やらなくていいことや、結果が出ないのに疲れることがだいぶ減らせるように思います。同時に、適材適所が上手くはまることで、お互いのパフォーマンスが上がり、結果的にチームパフォーマンスも上がる事例を見せていただいたように思います。

 

気づいていなかった、あるいは気づいていてもスルーしていた自分の資質を上手く使うことに対して徐々に馴染み始めてきたような、、、

 

15分会議術

講師のまつかつさんが熱く語る15分会議術。他者との合意形成というビジネスパーソンにとって、大切なテーマを扱います。

 

非常に合理的、と言う感想を持ちました。

よくあるのは、ブレストしようとするも、発散と収束を混ぜてしまいどちらも中途半端になってしまったり、あるいは、声の大きな人の意見ばかりが反映され、声の小さな人はただそこにいるだけだったり、目的が明確なようで途中で行方不明になる、なんてこともあるように思います。

この15分会議術は、明確な目的を共有した上で、一つ一つステップを踏み発散と収束を分け、声の大小に関わらず、参加者の意見が自然な形で共有されます。参加者全員の意見が反映されているのとそうでないのでは、その後の議論の拡がりや深さに影響しますし、当然、結果にも影響します。

自分の意見が反映されない、最初からほぼ結果が決まっている会議に対して、高いモチベーションで望む人は稀だと思いますので、参加メンバーに主体性を発揮して欲しい会議には特に効果的なのではないでしょうか。

今回の塾では、「良い会議とは」と「セルフリーダーシップとは」について探求しました。複数人で行うことで、一人ではだすことのできない考えや結果を生み出すのが、会議の本来の価値なのかもしれません。

 

各人の意見を視覚的にも音声的にも確認した上で、グループ全体へ統合するので、意見に拡がりが生まれやすい。

 

 

興味深いのは、誰一人として全く同じ回答をする人はいないということ。私たちは同じ言葉を使っても、頭の中は、かなり違いがあるんですね。

 

 

気づきが多いこともそうですが、今回の15分会議術のプロセスの中で、笑い声と笑顔がたくさんあったことが印象的でした。

プロセスが違えば、当然結果にも違いが出てきますから、15分という短い時間で、プロセスも結果にも違いが出るのであれば、なかなかお得で合理的な方法だと思います。

 

こんなに笑いながらリラックスするとは想定外。プロセスが違えば、当然結果にも影響が出てきますよね。

 

複数人が同じ目的に向かって、同じ方向を向くことって、案外貴重なことなのかもしれません。

 

 

 

 

終わりに

 

講師のまつかつさん。共育と共創は、他者がいる場があるからこそなし得ることですね。

 

これまでの期間を通じて、たくさんのツールをいただき、同時に、少しずつ成果も積み重ねることで、「やれば成果がでる」との思いが静かに積み重なってきています。

塾も4か月目となり、もう後半戦です。今回でツールはだいたい出揃いましたから、あとはひたすら手を動かし、これらのツールを実践していくことを通じて、成果を出すフェーズに来ているようです。

年末の休みや時節柄、なかなかにイレギュラーが多い時期ではありますが、できるだけ動いていきたいと思います。

 

当日の塾終了時のアウトラインマップ。始まる前と、終わった後では情報量にかなり違いがあります。 終わったからこうなったというより、講座の開始前にあらかじめデザインされているのでしょうね。デザインの大切さが目に見えます。


*受講生前川のセルフリーダーシップ2024養成塾体験レポート*

≪初回≫
【セルフリーダーシップ養成塾体験記:初回合宿】自分の解像度を上げる旅

≪2か月目≫
【セルフリーダーシップ養成塾体験記:2か月目】もっと深くストレッチするために

≪3か月目≫
【セルフリーダーシップ養成塾体験記:3か月目】現実を動かすツールを楽しみ尽くす

≪4か月目≫
【セルフリーダーシップ養成塾体験記:4か月目】成果を創る準備は整った!

≪5か月目≫
【セルフリーダーシップ養成塾体験記:5か月目】旅の終わりに向けて、ラストスパートです


あなたも、自分だけの「リーダーシップの物語」を紡ぎませんか?
これまでの卒業生の皆さんは、ご自身の能力を自然に発揮しながら多方面で活躍しています。

セルフリーダーシップ養成塾参加者の声

こうした卒塾生の皆さんたちのように、後戻りしない新しいご自身との出会えるのは当塾だけです!
ご興味をお持ちいただけましたら、さらに詳しい内容をぜひご覧下さい。

次回の募集についてのお問い合わせは、こちらからお待ちしております。


☆人生100年時代☆

後戻りしない変化と
自ら動き続けられるチカラをつけて
仕事も暮らしも楽しみませんか!

セルフリーダーシップ養成塾

Udemyオンライン講座/マインドマップ本質講座

今、世界で4名しかいない
マスターマインドマップインストラクター
Master TBLI(Tony Buzan Licensed Instructor)
松岡克政の
マインドマップ講座をオンラインでもどうぞ!

マインドマップ本質講座/Udemyオンライン講座

その他の楽しくも深い取組み一覧は下記ボタンからどうぞ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

イベントリスト

メールマガジン

ご興味ある方はメールマガジンをご登録くだされば嬉しいです。不定期でお送りしています。もちろん解約はいつでも可能です。開催スケジュールや詳細が決まり次第、メルマガや本サイトでご案内致します。

フォームに必要事項をご記入していただくと、メールマガジンを配信します。