約8年間にわたって行ってきた、マインドマップをはじめとする各種ツールを活用して自ら動き続けられる人材を育てる半年間の個人向け研修「セルフリーダーシップ養成塾」(SL塾)。2020年10月から始まった第8期も、ここまでの間リアルとオンラインのワークショップ、さらには補講も行いながら進んできました。
*第8期生の軌跡はこちらに一覧としてまとまっていますので、ぜひご覧ください。
さまざまな業種、領域の多様な人材が、組織を超えて学びあうプロセスの中で、これからの時代に必要とされる大きな変化を遂げられています。
それは、
心から実現したいと願うビジョンを見つけ、そこに向かって主体的に動き続けるための手法(スキル)と心持ち(マインド)と思考力をもって他者と協働できるようになること――。
これこそまさに、ウィズコロナ、その先のポストコロナに向かう変化と創造の時代を生きる私たち一人ひとりに求められているのではないでしょうか。
そして、そこに至るまでに必須なのが、自分を見つめなおし、相互に理解しあい、新たな価値を一緒に作り出すための土台となる「関わり」や「対話」です。
そこで、SL塾最終回午後の恒例となっている卒業記念イベントは、コロナ禍でリアルとオンラインを行き来しながら、今までにない形式の中で対話を積み重ね、変化と成長を実感してきた8期生10名の皆さんの成果を活かして、「対話」の持つパワーを体感しながらニューノーマル時代の学びとセルフリーダーシップについて探求しました。
8期生の所属する会社の上司の方々、歴代の塾生も見守る中、SL塾について初めて知るという方々のために、まずはSL塾の概要と特徴を8期生自らが半年間の個人成果発表の中から1枚のスライドを選りすぐり、一人ずつが自分のパートを話すというリレープレゼンテーション方針で、SL塾の全体像をお伝えしました。卒業したばかりの8期生が、SL塾で鍛えた変化対応力(と書いて「むちゃぶり」と読むw)を早速試せる趣向です。
その後は、8期生が個人成果発表とは別にチームをつくって取り組んでいたプロジェクトの成果発表を材料に、ご参加の皆さんにもグループに分かれてもらって、さまざまな観点からの対話を楽しんでいただきました。
最初のチーム「チームくせ者の4.0」の探求テーマは「楽しむとは?」。自分が楽しむとはどのような状態か、自分が楽しむと周りはどうなるか、それはどうチームに作用するか――。そんなことを、チームメンバーの個性を最大限に生かしながらユーモアとウィットたっぷりにプレゼンしてくれました。
もう一つのチーム「チームよいおはこ」は、「良いチームとは?」という問いに対して各メンバーの考えを持ち寄って、共通点を見出しながら浮き彫りにすることにチャレンジしてくれました。
卒業したばかりの8期生の皆さんが、自然体で楽しみながら堂々とプレゼンやコメントをしていた姿、彼らに対して上司の方々や塾生OBOGの皆さんがたくさんの示唆に富むフィードバックをしていただいたひとときに、講師の松岡&下家、サポーターの皆さんも感慨ひとしおだったようです。
「最初はツボを売られるのではないかと感じてしまうほどヤバい研修だと思った(笑)」と言われてしまうほど五里霧中な状態でスタートした第8期の皆さんから、最後には「40歳を超えて自分が変化するなんて、それも半年間でなんて絶対無理だと思っていた(のに自分に起きて驚いた)」という言葉が出るほど素晴らしい成長を遂げられた8期生の皆さんでした☆
今回の第8期卒業記念イベントには、第9期生になりそうな方々にもご参加いただきました。そうです、SL塾はもう新たなステージが始まっているのです!少しでもご関心をお持ちいただいた方々には今後体験会も企画して参ります。2021年度のセルフリーダーシップ養成塾第9期にもどうぞご期待下さい!!