トップリーダー養成塾6期の第3回ワークショップが9月8日開催されました。夏休みを経て、受講生の皆さんはそれぞれの現状や課題を持ち寄りながら、前回に引き続き、多彩なワークを通じて様々な角度から自分を見つめ、理想のリーダー像に近づくための一人ひとりの取り組みを丸一日じっくり進めていきました。
この日のテーマは「2人での取り組み方を学ぶ」。午前中は、事前の質問への回答から導き出された自分の特徴的な5つの資質(ストレングス)に基づき、日ごろの仕事や生活の中で成果を上げるためにそれらをどのように活かしているか、活かしきれていないかに気づいていただくワークなどを行い、受講生の皆さん同士のフィードバックによって、大いに盛り上がりました。
午後には、TL養成塾での成果を上げるための重要なツールに位置付けられている「プロジェクトマップ」についての学びを継続。さらに、ペアになって相手の話を傾聴しながら、その内容をマインドマップに落とし込み、そのマップを示しながらさらに話を聞き、問題解決に導いていく「コーチング・マインドマップ」のワークにも挑戦しました。
この日は、TL養成塾OBの渡辺貴之さんが来場。ご自身の経験を話しながら、塾生を激励して下さいました。
当日参加した受講生の方々からは、こんなお声をいただきました。
◆ストレングス・ファインダーについて(Y.Yさん/男性)
自分の強みをポジティブに捉えていたが、うまく発揮されないと弱みにもなりうることを知った。一方で、効果的に使うことで自分の強みを伸ばしたり、足りないことは他社の協力を得たりしながら、自分のトップ5は大切にしたいと思った。
相手に対しては、どう活用したらいいのかという疑問があったが、今回相手の行動や口癖等を観察し、相手をよく知ることで活用できると思った。
◆コーチングマインドマップについて(M.Iさん/男性)
人に話し、相手にマップを書いてもらうことは、とても頭が整理された。一方、自分はまだ話を聞きながらマップを書くのが上手くないと思った。
最後に、
今回は傾聴のコーチングとストレングスファインダー(SF)が印象に残っています。ただ聞き、方向性を示さなくても、相手が考え、簡素な質問だけで良い方向に向かう進むことがすごいと思いました。SFはすごく興味があるので、今後も勉強したいです。(宮本千博さん/男性)
TL養成塾6期もそろそろ折り返し地点。受講生の皆さんは、これまでに身につけたツールを使いこなすことを徐々に習慣化し、ステップアップしつつあります。自分の望む成果を得るのは、基本的には自分との闘いかもしれません。しかし、そこには必ず、仲間から得られる刺激や励ましによってさらに力を得ている自分がいるはずです。
次回第4回WSからは、いよいよチームで成果を上げるための学びに入っていきます。ますます実践的になっていくTL養成塾、成長していく受講生の皆さんの姿に、どうぞご期待下さい。