良い会議ってなんでしょう?
複数の会社とやりとりさせていただいていて、興味深いことがたくさんあるんです。
「もっと効果的な会議方法がありますよ」と言うことをお伝えし、機会があれば実践してもらっています。実践された結果、皆さんとても驚かれます。
そもそも、会議にはいくつもの種類(合意形成、アイデア出し、意思決定、報告等)がありますが、
どんな会議においても、しっかりと話しの内容がゴール・目的に向かっているかがとても大事ですよね。
では、そのためには?
ゴール・目的についてメンバーと認識を明確化すること。
⇒ 会議のマインドマップで、「ゴール」というブランチを最初に描くこと
そして、次は?
会議の要点・論点を抽出し、適切に時間を割り振り、進めること。
⇒ 会議のマインドマップで、ブランチの項目にそれらを反映すること
そう!会議のファシリテーションにも、全員で共有したことを可視化して進められるマインドマップはとても有効です。
とあるワークショップでも我々のメソッドを実践してもらったことがあるのですが、その効果を体験して、
「俺の2年間を返してくれ~~」と仰ったリーダーがいらっしゃいました。
今までの2年間の会議と、我々との時間でやったわずか15分間の会議では、
比較にならないほどの結果の相違があったのです。
実際のワークショップでの様子です。
そうなんです。
我々の会議手法では、わずか15分間で、全員の意見が出て、
それをすべて共有し、全員合意の方向性をみつけ、
その内容を端的に堂々と発表することが可能です。
(この取組みの中で実際に何度も実体験し、職場に持ち帰ってていただきます。)
そんなことって出来るんですか?
と思われるかもしれませんが、
やってみると不思議な事に、
誰もが出来てしまいます。
原理原則をお伝えしている配布資料
なにも不思議なことではありません。
コミュニケーションの原理原則に従い、
基本原則に沿うだけで、
誰もが当たり前に出来るようになるんです。
時々メルマガで登場、発信をしてくれているふたりのやりとりを
再現しつつ、ポイントをご紹介します。
まっつん:今までメモや議事録にマインドマップは使ってましたが
ホワイトボードで会議のマインドマップが繰り広げられる利点やパワフルさを目の当たりにして、
会議でマインドマップを使う利点そして何よりも注意点があるんじゃないかなぁって感じたんです。
ちあき:なるほど、では利点(メリット)と注意点をまとめましょう。
[aside type=”warning”]▼会議でマインドマップを使う利点(メリット)・色々な意見やアイディアが出てきて記録される
・他の出席者の視点や意見を理解できるようになる
・より客観的で総合的なバランスのとれた結論を導き出せる
・参加者が決まったことを理解し覚えておくことができる
・現在の論点が明確になる
[/aside] [aside type=”warning”]▼会議でマインドマップを使う注意点
・マップは中間生成物である → 次のアクションに落としこむ
・発散したままにしない → 責任者や期限や進捗をチェックする
・ビジネスの形式に落としこむ → 最終的な合意事項は確認する
・マップ上には単語しかない → 決定事項や重要事項は文章にして共有する
[/aside]
まっつん:私も一度、参加していない会議のマップだけを見て大変な思いをしました。
何が決まったかも分からないんですよね、マップだけだど・・・。
そして何よりも、マップを使った会議の途中で、話していた内容の流れをなぞって、
そのマップ上の単語の繋がりや関係をもう一度確認した会議があったんです。
その作業がとっても重要なだと思いました。
ちあき:なるほど。
最近のまつかつさんのFacebookでも同じようにマインドマップを
仕事で使う上での大切な点を言われてましたよね
~以下省略~
いかがでしたか?
あとは、
『打合せ終わっておしまいではないのがポイントです。
打合せは内容整理してアクションをスケジュールに落とし込む』
今回は会議のマインドマップ活用について利点(メリット)、注意点を簡単なポイントとしてまとめましたが
ファシリテーションについても機会があれば、書きたいと思います。
とにかくもっと良い方法がある、ということを
より多くの方にお伝えし、職場を活性化させ、
成果と成長とを両立させる取組みを取り入れていただきたいと思っています。
また、企業研修や商工会議所、商工会等の研修でも実施することが可能です。
ご興味がある方は、お問合わせページからご連絡ください。 [/aside]