【SL塾８期最終成果発表会】オンラインでも絆を深め、成長しました！

2020年10月からスタートし（株）かたちえ／（一社）いろはこ共催の越境型人材育成プログラム『セルフリーダーシップ養成塾』第８期は、2021年３月13、14日の最終成果発表合宿を開催しました。

緊急事態宣言の延長に伴って最終合宿もオンラインになってしまいましたが、皆さん半年間のご経験を存分に活かしながら全編オンラインとなった成果発表にも楽しみながら全力投球していただきました。

初日は皆さんの半年間の成果を発表、フィードバックし合う個人成果発表でした。皆さんの発表内容の要旨をお届けします。

当日参加できなかったにいたかさんからのビデオメッセージ上映でスタート！

「みんなでリアルに会ったのは最初の一度だけでしたが、今までの研修の中で一番心を許せました。これまではやらされ感があり、その場をいかに切り抜けるかということでこざかしく立ち居ふるまっていました。でもそれって楽しくない。せっかくやるならやってみようかな、と思えるようになりました。
42、3年生きてきて、６か月間で変わるなんて正直思っていませんでした。終わってみると何か今回初めてちょっと変わったのかな、という感じがしています。
塾は「本当の『自分という青い鳥』に気がつける」場所。何か足りないと感じている人、人生に自分らしさのという色をつけたい人にはぜひ来てほしい。そうすれば、足りなさを満足に変えることができるでしょう」

いちろうさん発表「真の成功探求の６か月」

「真の成功を探していた中で、ロバート・フリッツの構造思考での学びを通じて塾について知り、真の成功＝成長と成果を両方手に入れることができるのではないかと思い入塾しました。地域でのSDGsプロジェクト支援や倒産会社社員による新会社設立のコンサルを通じて、プロジェクトマップを活用してさまざまな変化がありました。プロジェクトマップは船そのものに海図と方位計レーダーまで備わったもの。ビジョンマップは動力源。実際に航行を始めると必要になるスケジュールマップや振り返りマップは、航海日誌とでも言えるもの。塾はリバウンドなしで動き続けられるモビリティ免許教習所ですね」

おがさん発表「対話を通じた自己の変容-塾を通じた学びについて-」

「６年後に北海道に移住し、リモートワークを通じてワークライフバランスの整った生活をしたいと思っています。受講当初は仕事面ではネガティブな状況にありましたが、ワークの合間の対話を通じて皆さんが置かれた状況を自分の状況と比較して考えたり、新しい視点視座を学ばせてもらえました。塾は考え方のフレームワークを学び、成長できる場でした。これからは楽しいことを作っていき、楽しくないことをいかに楽しむか考えていきたい。リモートワークすることを逃避と捉えていたが、今は楽しみながら働くためと思えるようになりました」

おーはしさん発表「大切にしているコト　大切にしていきたいコト」

「塾を終えて思うのは、いかに右脳と左脳と両方使うことが大切かということ。ただ最初は、なぜこのようなツールを使うのか、必要性も全く理解できませんでした。５か月目ぐらいでいかにイメージの力が大切か分かった瞬間がありました。それは、自分が大切にしたいことや言葉を思い起こさせてくれた瞬間でもありました。職業がデザイナーにもかかわらず、今までの僕は左脳しか使ってきませんでした。今は左右上手に使えてきています」

KANAさん発表「体感/Re:体得」

「上司から今後に向けて思考や行動の幅を広げてほしいと言われて参加しました。部下のニーズマップを書いてみたところ、彼に対して何をしてあげればいいのかクリアにしながら接することができるようになり、彼の変化をサポートすることができたようでした。また元々メモ魔でしたが、マインドマップを使うことでメモの取り方が変わりました。本を読んで付箋など貼っていたが、結局どこが重要か分からなくなってしまっていたのをマインドマップにすることで、整理して記憶に残せるようにもなりました。塾の成果としては、自分がどこを見定めていくか、でも無理もしないという、自分なりのペースが分かったことです」

こしいしさん発表「連戦連勝　百発百中　手戻り零」

「ストレングスファインダーで原点思考を持っているので気になって調べてみたら温故知新、物語力ということだと分かりました。勝ち負けで考えることはむなしい。塾を終えての変化がこれ。ひとりでできることを二人ペアでやってみることを通じて、足りないことを補い合えるようになったり、今までならあきらめていたことをやれるように。ポジティブに起き上がれるようになった。塾に入って変わったというよりは、元々あったものが出てきた感じ。世界は自分中心だけれども、おなかが空いてきたときにアンテナを高く掲げると色々なものを吸収できることが分かりました」

こーじさん発表「半年間の航海日誌～舵輪を自分で持つ～」

「言われたことの中で主体的にタスクこなしている状態に疑問を持っていた中で、16枚図に出会って驚愕し、ノウハウ得たいという気持ちで入塾しました。スケジュールマップはTo do（やること）リストからwill（やりたいこと）リストに変化していきました。提案書や社内資料で高評価を得られるようになり、ミーティングの質も向上しました。塾は自然体でいながら気づきを得られる場所。自分株式会社として自分の人生のかじを切り、やりたいようにやっていきたい」

ハッチ―さん発表「場づくりリーダーになる～SL塾での自己変革と気づきを生かして～」

現在準備中。ハッチーさんもこの塾の取組みを登山になぞらえながら素晴らしい発表をしていただきました！

ほりおさん発表「ニーズの本質」

「ニーズの考え方が仕事で非常に参考になりました。時間がない中で次々と仕事を片付けなければならず、結論から考えるタイプでしたが、塾を通じて急がば回れの姿勢が取れるようになりました。周囲の人の満足度が上がり、特に仕事で言うと人、モノ、カネというリソースも増えてきました。コミュニケーションに時間をかける必要が出てきているが、結果として手戻りが減り、対立構造も緩和されています。自分自身は塾を通じて変わったとは正直思わないが、ニーズを見るクセは定着しました。Speak&Listenで視野が広がり、自分株式会社はその通りだと思います。プロセスを変えることで結果が変わってくることも実感しました」

よーすけさん発表「自分にフォーカス　自分を楽しくマネジメントし人生をより良くする」

「入塾前はマネジメントとクリエイティブの両立に悩んでいました。最初はヤバい塾、ツボでも買わされるのではないかと思いましたが（笑）、ビジョンマップを描いてみたら、直観を信じて動き続けることで周囲がより良い環境になることを望むようになりました。ツールとしてよく使ったのは、会議マップとプロジェクトマップ。常にゴールを意識するようになり、そのための準備や振り返りが習慣化できました。担当部下とのone on oneでは、図を活用してコミュニケーションの質と量を高められました。個人としての強み弱みを確認して自分の価値軸を明確にした上で、一段視座を上げてチームとして組織として強み弱みをどう発揮できているのかという点についても話し、最終的に未来に向けてゴールを設定していくという手法で最近はやっています。塾は一言で言うと自分を発見する場。最初の合宿で40年間のルーツを探る機会があったことで自分の潜在意識を発見できた。グループワークによる対話を通じての発見もあった。さらに、塾で学んだことを職場や家庭で実践することでさらに学びがあり、潜在意識の中でああこうだったんだなあというふうにまた立ち返れる。このループを回すことで自分を発見し、掘り起こしていく場でした」

2日目は、午前中にチームでの探求テーマ発表を終えた後、午後からは塾生の所属する会社の上司の皆さまやSL塾OBOGの皆さんにもご参加いただき、卒業記念イベントして「～参加者同士で見つけ合おう！～ニューノーマル時代の「対話」でつくる、学びとセルフリーダーシップの未来像」を開催しました。

コロナ禍が続く中でスタートからゴールを迎えた第８期生の皆さん、ご卒業本当におめでとうございました！ぜひこれからのご自身のワークとライフでTEFCASし続けていただきながら、未来のSL塾生の皆さんにもご経験を授けていただけたら嬉しいです。