東京にある共創型コンサルティング会社「かたちえ」が「仕事」も「暮らし」も持続可能な形で発展的に「楽しく充実させたい」と願う人たちに向けた学びの場づくりとして続いてきた活動を「一般社団法人いろはこ」とし受け継ぎ、mindmap/マインドマップ、Udemy、経営マインドマップ、構造思考、組織学習、学習する組織、システム思考、ストレングスファインダー、フォトリーディング、トップリーダー養成塾など様々な講座・ワークショップ・セミナー情報など、クリエイティブな個人と組織を創出していく手助けになるためのブログです。

【インタビュー】自分が変われば、世界が変わる~石田直己さん(会社員 メタ企画塾4期)~

【インタビュー】自分が変われば、世界が変わる~石田直己さん(会社員 メタ企画塾4期)~
セルフリーダーシップ養成塾

トップリーダー養成塾(TL塾)4期生の石田直己さん(ニックネームはなおみちゃん)は、
電子部品を製造している某大手メーカーで、電子部品の設計開発担当者として約10年間働いている。
同社は大変高度な専門性を持つ、技術力の高い会社だ。

石田さんはTL塾の開催日には会場に駆けつけ、安全・安心な学びの場を作り、そこで塾生が力を出し切れるよう、裏方に徹してサポートを続けている。その熱意の底には何があるのだろうか?

「会社に恩返しするために」2年がかりで社長を説得

石田さんは、会社の同僚や社長を通じてTL塾を知った。
社長がTL 塾1期のメンバーだったこともあり、同じ会社でTL塾に参加した人が何人もいた。
会社ではマインドマップを仕事で活用しており、石田さんはまず会社の研修としてマインドマップ講座に参加。それが、松岡や下家との繋がりの始まりだったという(その後、フォトリーディング講座にも参加)。

TL塾3期目が始まる時、松岡より塾への参加を誘われた石田さん。石田さん自身も、社長が参加したような高度な研修に自分も参加したいと思い、社長にその希望を伝えた。ところが、「君にはまだ早い。もっと勉強してから参加しなさい」と言われてしまう。

石田さんは、その答えに納得できなかった。そこで翌年、4期の募集の時に下家からも誘われたことを機に、もう一度社長に参加の許可をもらいに行った。石田さんは、当時のことをこう振り返ります。

「この時にはプロジェクトマップを作り、正直な気持ちを説明しました。自分は能力を高めて会社に恩返ししたい、許可を頂けなければ自費ででも参加する、と言ったのです」

「これは本心でした。当時私は入社して6−7年経っていましたが、自分は今まで会社の仕事を通じて成長させて貰ったが、自分はまだ会社に恩返しをしていないという気持ちがありました。前年に、塾への参加を「まだ早い」と社長に言われたことに納得しておらず、心にわだかまりが残っていたのです」

「私は、社長が参加した塾に行けば自分も何とかなる、(能力を伸ばすために)カタチから入ろうと思っていました。
今思うと、社長はそういう私の気持ちを見透かしていたのだと思います」

そんな石田さんを前に、社長は「そこまで決めたなら、*合宿代だけは会社で出す。合宿に参加して、続けたいかどうか考えてみなさい。続けたいなら、後は自費で行きなさい」と言ってくれた。

*TL塾の初回は、VISON合宿という合宿形式からスタートします。VISON合宿の雰囲気は、こちらのページからお読みいただけます。
⇒VISON合宿でスイッチが入る!
https://matsukatsu.com/archives/10176

自分を取り戻していくような感覚を味わう

こうしてTL塾4期が始まったが、石田さんは最初は自分が何をやっているのか分からなかったという。
マインドマップを描くなど色々な演習をするのだが、ここでは答えを教えてくれない。

石田さんは「正直に言って、『これは来る場所を間違えたか?』『こんなにお金をかけて大丈夫か?』と思いました(笑)。でも、途中で止めようとは思いませんでした。『自分で大金を払って参加したんだから、最後まで行ってみよう』と心に決めていました」と振り返る。

しかしこの後、少しずつ、でも確実に大きな変化が訪れる。

「3回目頃だったでしょうか、『マップにコミットする』と言ったまつかつさんの言葉にハッとしました。
今まで私はマップに描いたことを実行に移していなかったことに気がついたのです。
まつかつさんにも、『(マップを)描くだけでなく、実行しないと成果が出ない』」と見事に指摘されてしまいました。
私はそれまで、楽しんでマップを描きさえすれば成果が出ると思っていたのです」(石田さん)

石田さんは、マップに描いたことを行動に移し始めた。
すると、石田さんの中に変化が沸き起こる。

「『自分をとり戻して行くような感覚』が、ふつふつと湧いて来るのです。
同時に、今まで私は自分の感覚を表に出さないで生きて来たことに気がつきました」

「TL塾の4回から6回の間は、新入社員研修をもう一回やっているようなものでした。
新入社員の頃、私には夢と希望が一杯ありました。
ところが私はいつの間にか、夢や希望を語ってはいけないと思い込んでいました。
自分の中に封じ込めていたそういうものを、私はドンドン意識の中にとり戻してきたのです。
この時、私は脱皮したんだと思います。自分でもよく分からない自信が満ちあふれてきました」

2018年度の第6期の最終合宿で、塾生を前にOBプレゼンをする石田さん

自分が変われば世界は変わる

塾では、演習を通じて「できる」「やってみよう」と他の塾生に何度も言われたという石田さん。ここでは、個人として見られている。石田さんは、そんな塾での体験から人を信じる力の凄さを実感したという。

「まつかつさんやサポーターたちも、私たち塾生をトコトン信じていたことが強く感じられました。
塾の場が、徹底的に安全、安心の場であったことは私の変化に与って大きかったことです。
塾の場では、安心して自分の心の中にあることを語れました。
それは、塾生やまつかつさんとそのチームの方全員の相互の信頼が、塾の場を安全で安心できるものにしていたからではないかと思います」

石田さんは、その場にいた人々に「凄いね」と言われても、初めは信じられなかったという。
だが、安心・安全が担保されたTL塾のような場で言われたからこそ、その言葉を信じていいのだと分かり、
「自分にも価値があるんだ!」と気付いた。

自分を信じた成果は、石田さんの仕事にも表れてきた。
ある時、石田さんは会社の新製品発表会でプレゼンテーションを行い、その際プロジェクトマップを使って説明した。
「私の話をここにいる人々が聴いてくれる!」
そう思ったとき、石田さんは感激した。
石田さんへの周りの人々の評価も上がり始めた。業績評価では、今までで最高の評価を得た。

TL塾で使う16枚図マップの中には、こういうものがある。

P=p-i

“P”は「発揮される能力」、”p”は「持っている潜在能力」、”I” は「邪魔になるもの」 (interference)です。この”i” が小さくなるほど、”P”は大きくなる。

石田さんは言う。
「私の場合、その“I”は私自身のことでした」

「私は今まで、自分で自分を肯定していなかったことに気がつきました。それが今、他の人にも自分自身にも気持ちを開けるようになりました。自分が変われば世界は変わるのです」

石田さんは、OBサポーターとして塾生を見守り、安心・安全の場づくりに貢献している

これからも塾は私にとっての「エネルギー補給の場」

石田さんは、TL塾で変わることができた。そしてまた、そのようなTL塾にOBサポーターとして関わり続けたいと思った。これからは、塾生として、OBサポーターとしてTL塾で得られた成果を家や会社にも拡げて行きたいと、石田さんは願う。

「とはいえ、私は自分ではまだ発展途上だと思います。TL塾では自分を回復しましたが、日々の暮らしの中では時々疲れます。私は、サポーターとして塾の進行を手伝いながら、刺激を沢山もらい続けたい。エネルギー補給の場としても、この塾とつながり続けていたいと思いました。心がそのエネルギーを必要としているのです。そんなTL塾は、私に取って「自分の港」です」

「すり減ってるな」「伸び悩んでいるな」と思ったらTL塾へ

私はTL塾を、常識に縛られすり減っている人々、伸び悩んでいる若い人々に勧めたいと思います。

自分をすり減らしている人々には、「あなたは生き返れます」、
伸び悩んでいる人々には「あなたに合った学びを追求できます」と言いたい。
TL塾では、その人にしかない答えを見つけられます。
ここに来ると、人生観が変わりますよ!

 

(聞き手、執筆:栗崎由子/トップリーダー養成塾6期塾生)

⇒ 旧トップリーダー養成塾、その他の受講生インタビュー記事はコチラ
セルフリーダーシップ養成塾参加者の声


☆人生100年時代☆

後戻りしない変化と
自ら動き続けられるチカラをつけて
仕事も暮らしも楽しみませんか!

セルフリーダーシップ養成塾

Udemyオンライン講座/マインドマップ本質講座

今、世界で4名しかいない
マスターマインドマップインストラクター
Master TBLI(Tony Buzan Licensed Instructor)
松岡克政の
マインドマップ講座をオンラインでもどうぞ!

マインドマップ本質講座/Udemyオンライン講座

その他の楽しくも深い取組み一覧は下記ボタンからどうぞ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

イベントリスト

メールマガジン

ご興味ある方はメールマガジンをご登録くだされば嬉しいです。不定期でお送りしています。もちろん解約はいつでも可能です。開催スケジュールや詳細が決まり次第、メルマガや本サイトでご案内致します。

フォームに必要事項をご記入していただくと、メールマガジンを配信します。