トップリーダー養成塾6期の第4回ワークショップが10月20日に開催されました。7月のVISION合宿以降、個人の能力を磨き、ペアでの物事の進め方を学んだ受講生の皆さんは、いよいよチームで一つのプロジェクトを通じて目指すべきゴールに到達するための学習と実践に入っていきました。
この日はまず、チームに分かれてチームでの話し合いの進め方を体感する「15分合意形成ワーク」で、チームワーキングについてウォームアップ。これまでの塾での学びのポイントは何だったか、各チームでこれまでを振り返りつつ抽出してもらいました。その後、受講生の皆さんは所属企業ごとにチームを組み、それぞれが掲げたゴールに向けてどのようなテーマを掲げ、どのようにプロジェクトを進めていくかについてディスカッションしていきました。6期の皆さんは今、以下のようなテーマを掲げて進めています。
1)女性主体のチームで、女性として働く中で、仕事を通じて得た学びをどのように言葉にし、発信していくか。
2)管理職主体のチームで、最近少し停滞気味の新規事業開発をいかに活発化させるか。
3)若手主体のチームで、組織風土を変えにくい環境下で自分に何ができるのか。
それぞれのチームには、多彩な業界で活躍する塾OBがサポーター&メンターとして入り、受講生の皆さんをサポートしています。法人としてお申込みいただくBIZコースでご参加いただいている受講生の皆さんは、講座翌日のBIZコースでもじっくりディスカッション、フィードバックを得られる機会があります。議論の成果に対する他のチームからのフィードバックも、自社のチームだけで完結していては得られない学びの成果となります。
毎回恒例の塾OBプレゼン。今回は、TL養成塾OBの武田慎一朗さん(5期)でした。200人規模の新人研修の企画運営を一手に担っている武田さん。塾に参加しなければ今の仕事はできなかったこと、塾で描いたビジョンが現在の仕事に活きていること、TL塾のような会社を超えた場の大切さなど、ご自身の思いをシェアして下さいました。
当日参加した受講生の方々からは、チームでのプロジェクト進行に不可欠な会議のあり方を変えるワークショップに対して、特に反響をいただきました。
◆15分会議術で効率・生産性の高い会議へ(T.Tさん/男性)
15分会議で会議の取り組みを変えています。目的ゴールの設定から書いてその事を相互認識し、書く事でギャップを俯瞰する事に繋がり、ポイント整理ができ、方向性・解決策など個々の思考を発散・全体で収束に繋がってきます。社内会議はゴール設定が曖昧、また時間も厳守出来てない状況であります。会議はファシリテーション次第で良し悪しとなります。15分会議を展開して効率・生産性の良い会議に繋げていきます。
◆びっくりするぐらい会議がスムーズに(T.Kさん/男性)
会議=話し合い、のイメージが変わりました。 学んだ方法だと、会議=みんなの考え共有→みんなのゴール→どう動くか。 この流れがスムーズに進むように感じました。というか、びっくりするくらいでした(笑) 毎回このように進められたら、大きく前進するように感じます。また、一人では止まることも
みんなで考えることで個人の答えにもつながる感じがしました。
TL養成塾6期は、来月11月の第5回を経て、いよいよ12月の最終回での成果発表に進んでいきます。最終回は塾OBの皆さんはもちろんのこと、2019年度に向けて受講を検討している方々など、どなたでもご参観いただけます。