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わずか10分!頭をスッキリ&行動を明確化させる方法とは!

オススメ

「さあ仕事をしよう!」と思った時に、やるべきことが明確になっていない時はありませんか?
今からお伝えする<わずか10分間のマインドマップ>を書き終えれば、
頭がスッキリ、気持ちが落ち着き、行動が明確化し、やる気が満ち溢れてきますよ。

  1. 課題解決の最強ツール「マインドマップ」はこう使おう!
  2. 経営者におすすめ!マインドマップを使った意思決定力の高め方
  3. わずか10分!頭をスッキリ&行動を明確化させる方法とは! ←本記事

※本記事は、以前三菱東京UFJ銀行の会員向けサイトRISE UP CLUB に掲載頂いた記事を、弊社にて再構成しています。

 

【(1)準備】:わずか5~6程度のキーワードで思考が動き出す!

マインドマップを書くのはたった3ステップ、合計10分です。
【(1)準備】テーマと主要項目、【(2)発散】書き出す、【(3)収束】まとめていく、
の順で具体的な手順を説明します(下部の図表と対応)。

登場人物は佐藤さん:売上10億円、従業員、50人、B to Bの製造販売会社の社長です。

佐藤社長は会社を発展させるために何をすべきか、頭がもやもやしています。
頭の中では「売上」「戦略」「組織」「商品」「人材育成」等様々な事が浮かびますが、
その中から本記事では「顧客」に絞って考えてみます。

(1)-1:白い紙(マインドマップ)の真ん中にテーマを書きます。
<テーマ>自体が頭の中で明確であればどんな言葉にしても構いません。
今回は「顧客について考える」とします。
A4用紙(無地が理想的)の真ん中に囲みを描き(大きさ3~4センチ程度)、その中に文字で書きましょう。

(1)-2:真ん中部分から枝を図のように6本ほど伸ばしましょう。
水平線と対角線を意識して両方向に線を伸ばします。
長さは枝上にキーワードが乗るくらい、3センチ程度としましょう。

(1)-3:枝の上に、顧客について大事だと思う言葉を6つキーワードで書きましょう。
自分がわかる(端的な)キーワードを、思う場所に書きましょう。
例では「上得意客」「顧客DB」「新規開拓」「営業戦略」「満足度向上」「クレーム」としましたが、
例えば他にも「地方展開」「海外」「従業員」「理念」「協業」等のキーワードもあり(図参照)、
人により驚くほどキーワードは異なります。

所要時間は合計で2分程度でOK です。あなたにとっての思考整理のきっかけなので、

本ステップではあまり考えすぎなくて良いのです。

図1:【準備】段階でのマインドマップの書き方手順と様々な6つの観点

【(2)発散】:頭の中、思いきり出しきってみましょう!

続いては先ほどのキーワードをヒントに、さらに思い浮かぶ言葉を書き出していきます。

(2)-1:1つの枝から3本の枝をさらに先に伸ばし、

(2)-2:6つの言葉それぞれに順番に3つずつ書いていくと思考が偏らず書けます。

(2)-3:一巡させたあとに、さらに分岐したそれぞれの枝に2~3の言葉を書いていきます。
書きたい言葉は、枝を伸ばしてどんどん書き足していっても良いです。

一方、全部の枝を埋める必要はありません。
また本来は枝の本数も自由なのでたくさん書きたい場合は
空いている空間に向けて枝を広げても書き拡げていきましょう。

(2)-4:問いかけや独り言など一見意味がなさそうな言葉も書いてOKです。

(2)-5:同じ単語が別の枝に書かれるのもOK、最終的には「量が質を産む」のです。

所要時間は例えば5~6分でも十分ですし、
10分程度も書けば頭の中の思いを存分に出しきれるかと思います。

言葉が浮かびにくい場合は抽象的な概念等ではなく、具体的な固有名詞等にすることや、
枝だけ先に出しておくこと(図2:(2)-1部参照)等の工夫をすると良いです。

図2:【発散】段階でのマインドマップの書き方手順と拡大図

【(3)収束】:手順を踏むと、自然にやるべきことが明確になっていく!!

書き出したものを改めて眺めてみると、わずかな時間でも結構な量の言葉が並んでいます。
収集がつかなくて不安になるかもしれませんが、ご安心ください。
手順に沿えば、必ず自然にまとまるのです。本ステップでは色分けをすると、より効果があります。

【(3)-1:強調する】
紙面全体を見て重要だと思う言葉や気になる言葉を囲みましょう。
根元の枝はもちろん、重複している言葉等も候補項目です。
数は3~7個程度までがよいでしょう。
多過ぎたら煩雑になりますし、少なすぎるのはもったいないですね。

【(3)-2:結びつける】
さらに紙面を見て重複や類似する言葉(例えば「営業」、「会議」等)が出ていたら迷わず丸で囲み、
思い切って線(紙面を横切っても構いません)で結びます。
因果関係を線で結ぶこともできます。
各々異なる色を活用すると、より思考が整理されやすいです。

【(3)-3:固める】
さらに俯瞰し、整理していきましょう。
例えば属性が似ている言葉はひとまとめにできますし、
より上位概念のキーワードが頭に浮かんでくることや、複数の言葉から構造が読み取れる場合もあるでしょう。

本記事では色鉛筆で商品系(青)と仕組み系(緑)とをまとめました。

【(3)-4:3ポイント化】最後に、紙面全体と頭の中とを付き合わせ、
このマップのキーワードを3つに絞り赤色で目立たせ、
重要度順(あるいはステップ順に)にA,B,Cと割り振りましょう。

3つのキーワードは例えば【強調】の言葉の場合もありますし、
【結びつけ】から浮かび上がる言葉、【固め】た時のタイトルに相当する言葉、
あるいは時間が経つ中で浮かび上がる言葉もありえます。

所要時間は、紙面に書かれているキーワード量にもよりますが、
2~3分程度で一気に仕上げると良いでしょう。

さらに、可能な方はこれら3つのキーワードを含めた文章を作成することをおすすめします。
それにより1カ月後でも、他の誰かへの伝達時にも容易に活用可能な資料に昇華します。

図3:【収束】段階でのマインドマップの書き方手順と拡大図

いかがでしたでしょうか?

わずか10分間のマインドマップを書くことで取組みの優先順位がわかり、
頭の中を出しきっているため、気持ちがスッキリし、集中できるようになります。

その結果、行動時に迷いがなくなるので、成果が出やすくなります。
重要にも関わらずやっていなかったことに気づき、早期の対策を打てるなどの効果もあります。

本質的なキーワードは【発散と収束】【抽象と具象】です。

こちらについては、また別途ご紹介していきたいと思います。
細かいルールなどはさておき、まずはマインドマップで頭のなかを整理してみませんか?

 

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仲間とも切磋琢磨しながら活用し続けられる初めての講座になります。

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※こちらの記事は、以前三菱東京UFJ銀行 RISE UP CLUB サイトに
掲載頂いた記事を弊社にて再構成しています。

  1. 課題解決の最強ツール「マインドマップ」はこう使おう!
  2. 経営者におすすめ!マインドマップを使った意思決定力の高め方
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