「最近、女の子のいる店とかで飲んでんの?」
「なんだよ、唐突に」
「ほら例の課長、あの歳でキャバ嬢にハマってんだって」
他部署の同期との久しぶりの夜飯
おでんを突きながら会社の噂話にも花が咲く
「スゲェなぁ。もぅ若い子の話、聞くのも疲れるよ」
「チゲェよ、課長は話を聞いてもらいに行ってんだろ」
同期のヤツが言うには固定客がつく様な嬢には特徴があるらしい
【自分の話をするのではなく、相手の話を聴いてくれる】
受け入れてくれるから、せっせと金と時間を運んでいく…。
「だから良いじゃないの、今の姿勢で…。
プロジェクトとしてもデカイし、チームとしても時間はかかる。
俺なら釘は刺すかな『上への報告責任が自分にはある』って」
そう言って、この話題を終わらせたヤツと
美味しいおでんと酒を飲んで、終電前の駅で別れた
『まったく、お前は人が良いから…面倒見よすぎ』
『もっとガツガツ行かないと、上は目指せないぞ』
オレのことを心配して
昔からヤツなりの余計なひと言をアドバイスしてくる
もぅ互いの業務内容もやり方も知らないはずなのに
店に入った時のオレの溜め息と愚痴を気にしてたのか…。
・・・
「どうした、疲れてんの?」
「なんか新しい仕事、人間関係に振り回されてる気がする」
「ふ~ん、大変そうね。で、何呑む?最初から熱燗いっとく?」
・・・
あなたに必要なのは何ですか?
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