10月19日、セルフリーダーシップ養成塾2ヶ月目を無事終えることができましたので、その体験レポートをお届けいたします。
一言で言うと、「もっと深く、広く、ストレッチできるな」ということに気づいた1日でした。
プロジェクトマップ:課題を前へ進めるために
初回の合宿から今回までに、プロジェクトマップを複数枚書いてみたところ、これまで全然進んでいなかったタスクやプロジェクトが、多少なりとも進み始めてきたなという感覚を持てたのは、私なりに大きな手応えでした。
この日も複数枚のプロジェクトマップをかきました。一回の一枚で完璧なマップをかくというよりも、同じプロジェクトに対して、枚数を重ねていくことで、低かった解像度を徐々に上げていき、ぼんやりと観ていたことに気づいたり、同時に、解像度を上げることで課題を分割でき、行動しやすくなりました。
また、参加者の方のリアルな事例発表を聞くのが、とても興味深かったです。同じタイミングでマップをかいた方が、自分の仕事でのプロジェクトを実際に進めていき、そこで新たに発生した課題に対して、さらにプロジェクトマップを重ねていくプロセスは、非常に参考になりました。
同じ受講者の方々が、ダイナミックに動いていく様をリアルに見ることでとても刺激になり、励まされた思いです。
プロジェクトマップで相手のニーズを知る
プロジェクトマップの中でもニーズについて深掘りをしました。自分も含め、しっかりと自信を持って全ての項目をかける人がほとんどいなかったことに驚きました。
仕事の同僚などよく付き合いのある人の表面的な情報は知っているけれども、その方の価値観や考え方、ニーズまではわからなかったり、その逆もありました。
私は、関係が近い母のニーズのマップをかきました。母の自分に対するリクエストは認識しているつもりですが、母という役割を外した時の本人の望みや痛みは、そもそも関心を持っていなかったというのが、正直なところです。
私たちは、自分が見たいものしか見ておらず、「分かっているつもりで、全然分かってないんだな」ということについて、深く認識しました。
Win-Winの関係を増やすためにも、顧客やステークホルダー、友人やパートナー、家族に対して、ニーズを探求していくことは不可欠だと感じましたし、テンプレートを使っていくことでそれが容易になると感じました。
ストレングスファインダー:自分を知った上でどう行動するか
参加者同士それぞれの強みを視覚化することで、あらためて、それぞれ全然違う人間なんだという、当たり前のことに驚かされました。
講師の下家さんが動物園とおっしゃっていましたが、人はこれだけ強みが違うんだから、一律なマネジメントやアプローチで上手くいく訳がないですし、人の個別性を見ていくことの必要性を感じました。
私は「慎重さ」が資質のトップですが、どのように活かしていけばいいかは、正直、まだよく分かっていません。特に、今は事業立ち上げの最中のため行動量が求められますが、「慎重さ」が貢献しているようにはあまり思えていない状況です。
ただ、自分がよく使っているパターンが目に見える形で示されることで、一種の諦めを感じたというか、それを踏まえてどのように行動していけるかに意識が向くようになりつつあります。
そのような考えを参加者同士でシェアしたところ、強みの活かし方について、まだまだ探求の余地があるんじゃないかというアドバイスいただきましたので、引き続き要検討ですね。
プロジェクトマップで物事が進む感覚
そういった様々なことを踏まえた上で、さらにプロジェクトマップをかきました。
同じテーマのプロジェクトのマップでは、拡がりつつ、深掘りしていく感覚があり、次の行動に移しやすくなります。
仕事に関わらず、プライベートを含めた様々なテーマのプロジェクトマップをかいていくことで、色んなことが少しずつ動いていって、なぜか全然関係のない他のことも進みやすいと教えていただきましたので、これは回数を重ねていきたいです。
書いている最中、まつかつさんから様々な観点を提示していただけるのですが、自分の思考の範囲外のことなので、かなり思考が拡がっていくのを感じます。
フラクタルや極の考え方、Before/Afterでのスケール化など、何事にも上手いやり方があるんだぁ、都度感心しています。これは量をこなし経験を積み重ねていくことで、質がだいぶ違ってくるよなぁ、ということで今後の自分に期待したいと思います。
15分間読書:ビジョンに近づくために読書を活用する
実際に読んでる時間はもっと短かったのですが、15分でできることが、かなりあることに驚きました。
行動する読書という前提、短い読書時間とタイムプレッシャーによる集中、相手というリソースをお借りしながら、VISIONに近づくための目的や本から得たい情報を明確化し、言語化することなどを通して、時間と本をとても有効活用できる方法だと思います。
参加者同士で、繰り返し練習していってものにしていきたいですね、ということで、受講後に何度か15分間読書会をしました。
結論、やればやるだけお得だと思います。参加者同士の書籍の情報を聞くこともできますし、自分も短い時間で確実に得るものがあるからです。
15分はとても短い時間かと思います。ネットを見ていたら一瞬ですし、アニメを1話分も見ることができない時間です。そんな短い時間で、数ヶ月手をつけていなかった書籍を確実に減らせることは、少なくとも私にとってはとても価値があることです。
次回に向けて
今回もとても頭が疲れましたが、良い疲れだったと思います。
2回目ということもあり、受講者の皆さんと最初からもリラックスしたいい雰囲気でした。そんな中で、まつかつさんと下家さん、サポートメンバーの方々に、笑顔であおられ、プレッシャーをかけられながら走り切った1日でしたが、本当に自分自身のことに集中できる時間でした。
毎回いっぱいいっぱいになってはいますが、かたちえさんは、受講者のキャパシティを見ながら、段階的にツールを渡してくださっているかと思いますので、次回との間にあるサポートメンバーの方々主催のフォローアップ会などをマイルストーンにしながら、一つ一つ集中して、量をこなして、動き続けていきたいと思います。
今後も前川さん自身の取組みを応援しながら、半年間を駆け抜ける塾生のサポートをしていきたいと思います。
当塾にご興味をお持ちいただけた方は、さらに詳しい塾の様子や卒塾生の声を集めた以下のページもぜひご覧下さい。
次回の募集についてのお問い合わせは、こちらからお待ちしております。