学習する組織
その1
はじめに
マサチューセッツ工科大学スローン・ビジネススクールの上級講師であるピーター・センゲらが提唱した、「学習する組織(ラーニング・オーガニゼーション)」について読み始めたところです。
難しくてなかなか読み進まないのですが、がんばって読んでいきたいと思い、自分なりに理解したポイントなどを、この場をお借りしてメモ代わりに書いていこうかなと思っています。
センゲ氏の1990年の著書”The Fifth Discipline(学習する組織)”が、米国でベストセラーとなり、世界的に大きな注目を集め、当時大きな話題となったそうです。
わたしたちをとりまく環境は地球規模で激変を続けています。このままではいけない、変化なくてはいけないということは、わたしにもわかります。きっと同じように感じている方も多くいらっしゃると思います。
でも…いざ自分が変わりたい!と思っても、何を変化させればよいのでしょう?
変化することって怖いですよ。何か変化したいと望んでも、自分達の生活や働き方を変えるなんて簡単なことではないです。
今までに慣れた、安定した環境や行動パターンを変えることなんて心理的にも大きな負担です。
また、変わるには時間もコストもかかります。
そして、変わることのメリットははっきりしていません。それに、変化したとして、その後になにが起こるのかはわかりません。
こうなるのではないか、とぼんやりとイメージを抱くことくらいはできそうですが、何かはっきり見える!なんてことはないでしょう。
変化をするということは、今までとは同じではなくなるということ。
ちょっと怖いです。
怖いと感じるので、変わることへのメリットよりもデメリットにばかり目が行き、そういう不安や心配が、ますます変化することへの大きなハードルとなって目の前に立ちはだかる気がします。
これがもしも、自分が自発的に変わろうと決心するならまだしも、上司や先生や親、誰か他の人から変えられようとしたなら、この「恐怖」はさらに大きくなり、変わりたくないと思ってしまいそうです。
だから変わるのをあきらめる?やめる?
いいえ、そんなことはないです。
わたしは変わりたいと思います。
ほんと難しい本ですが、がんばって読み進めたいと思います!
そしてチームビルディングに必要な合意形成を、この学習する組織で学んだことを活かせるようにがんばります!
ではまた、「学習する組織(ラーニング・オーガニゼーション)」を読んで、理解したことや思ったことなどをここに書いていきたいと思います。
どうぞお付き合いください。