東京にある共創型コンサルティング会社「かたちえ」が「仕事」も「暮らし」も持続可能な形で発展的に「楽しく充実させたい」と願う人たちに向けた学びの場づくりとして続いてきた活動を「一般社団法人いろはこ」とし受け継ぎ、mindmap/マインドマップ、Udemy、経営マインドマップ、構造思考、組織学習、学習する組織、システム思考、ストレングスファインダー、フォトリーディング、トップリーダー養成塾など様々な講座・ワークショップ・セミナー情報など、クリエイティブな個人と組織を創出していく手助けになるためのブログです。

『プロジェクトの進行と必要なエネルギーのグラフ』

セルフリーダーシップ養成塾

塾生の方々は、それそれにプロジェクトを進行中。
その中で描かれたグラフをご紹介します。

『プロジェクトの進行と必要なエネルギーのグラフ』

何かを習慣化するには、
始めの方はあまり成果がわかりにくので
苦しい期間でありますね。
グーンと成果が出たあとも、
最後の踏ん張りが大切だとおっしゃっていました。

ご自身によるグラフの解説も大変参考になりますので
是非ご一読ください。

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横軸: トータルにかけた労力(Cumulative Effort),
時間と考えてもOK.

縦軸1: 達成度 Achievement(青のライン)

<経時変化>
・初めは労力をかけてもなかなか成果が上がらない.
・イライラし,もどかしいけど,小さな進歩をappreciate(*1)
しながら ガマンして実行し続ける.
・「成果は努力の3乗に比例する」(*2)を意識する.
・勉強法の改善をしながら継続すると,徐々に成果が
上がってきて, 明確な進歩が実感できるようになる.
・最後に近づくと,再び,なかなか進まなくなる.
・作業が細かいので,やってもやっても進歩として
実感できない.
・ここで嫌気がささないためには,予め作業を詳しく
リストアップしておくことが必要.
・プロジェクトマップを毎日描き直すことも有効.
・ちゃんと進んでいることが実感できるようになる.
・次回の作業の参考になる.

縦軸2:そのとき時に必要なエネルギー
Intantaneous Energy Needed(赤のライン)

<経時変化>
・始める時に最大のエネルギーが必要.
・しばらく同等のエネルギーをつぎ込み続けないと,
途中で断念することになる.
・慣れてくると,作業にエネルギーはあまり必要で
なくなってくる.
・作業を継続しているのに,成果が上がらず,
徐々に嫌になってくるので,
ここで意識してエネルギーを投入する必要がある.
・進歩が実感できると嬉しくなるので,作業にエネルギーは
あまり必要でなくなってくる.
・最後に仕上げの細かい作業が続き,進歩が実感しにくいので,
再び意識してエネルギーを投入する必要がある.

*1: appreciate: 「重要であると思う(価値を認める)
+ 感謝する」という意味.
*2: 群馬大学の窪田健二先生の言葉.
3乗の結果 →・初めはなかなか進まない
・1割手抜きすると,3割成果が減る.