こんにちは、松岡克政(まつかつ)です。今日はたて続けに書評をお届けしています。
英国のトニー・ブザン(Tony Buzan)氏が提唱した、思考を可視化して全体体系を作る思考ツールでありノート術と言われるマインドマップ。
ノートと言えば、罫線に象徴されるように箇条書きかもしれません。が、マインドマップを身につけると、ノートの概念が変わります!
僕と同じくThink Buzan公認マインドマップシニアインストラクターの内山雅人さんの著書『天才のノート術 連想が連想を呼ぶマインドマップ(R)<内山式>超思考法』。トニー・ブザン氏から2006年以降に直接学んだ初期時からの基礎、あるいは本質が、ここまでしっかり記載されている類書は実はありません。本質的なマインドマップを文字言語で伝達するのは極めて難しいものなのですが、それをハイレベルに成し遂げられたと思います。
トニー・ブザン氏のメッセージを伝えるだけにとどまらず、独自提唱の「ナチュラルマインドセット」という概念をもとに、著者独自のノート術、思考法、生き方まで昇華させ、それをふんだんな事例とともに記されているところも素晴らしいです。
子供大人問わず、「教育者」ならではの暖かい眼差しで全体が貫かれているのも特徴です。
マインドマップに興味があるすべての方々、本質的なマインドマップの内容や威力等に興味がある方は是非!さらに、簡易なマインドマップを教えられる「マインドマップアドバンス・プラクティショナー」資格の方はもちろん、国内250名超のマインドマップを教えられる「マインドマップインストラクター」資格の方も含め、是非多くの方に読んでいただきたい。
どなたも、ご自身のマインドマップの深さを確認し、その可能性を、あなた自身の可能性を再認識することが出来ると思います。