東京にある共創型コンサルティング会社「かたちえ」が「仕事」も「暮らし」も持続可能な形で発展的に「楽しく充実させたい」と願う人たちに向けた学びの場づくりとして続いてきた活動を「一般社団法人いろはこ」とし受け継ぎ、mindmap/マインドマップ、Udemy、経営マインドマップ、構造思考、組織学習、学習する組織、システム思考、ストレングスファインダー、フォトリーディング、トップリーダー養成塾など様々な講座・ワークショップ・セミナー情報など、クリエイティブな個人と組織を創出していく手助けになるためのブログです。

【SL塾9期最終成果発表会】過去を振り返り、今を見つめ、未来を望み、自分と出会う

セルフリーダーシップ養成塾

2021年9月からスタートし(株)かたちえ/(一社)いろはこ共催の越境型人材育成プログラム『セルフリーダーシップ養成塾』第9期は、2022年2月12、13日の最終成果発表合宿を開催しました。

緊急事態宣言の延長に伴って最終合宿もオンラインになってしまいましたが、皆さん半年間のご経験を存分に活かしながら全編オンラインとなった成果発表にも楽しみながら全力投球していただきました。

初日は皆さんの半年間の成果を発表、フィードバックし合う個人成果発表でした。皆さんの発表内容の要旨をお届けします。

■杉ちゃん『自分ブランディング』
入社以来、夢であったカーデザイナーとして忙しくも充実した毎日を送っていた。しかし、昇格アセスで成績不振、評価も下がり、このままどうなるかという状態に。そんな時、ブランド部署に異動することになり、お客様から実務面の勉強をする一方で、とにかく手あたり次第本を読んだところ、ブランド研究が面白くなってきた。そんな時に塾に声かけいただき、上司からの期待を感じた。塾を通じてまず、ビジョンマップを描いたことで自分のビジョンに気づき、行動しやすくなった。プロジェクトテーマを実際の業務でもやってみようと、自分の部署のブランドリテラシー向上のワークショップと実施、塾での安心安全な環境を、業務でも持ち込めるようになった。家庭生活との好循環も。評価も上がって、全体的に気分が上がっている。

ブランドと人生は似ている。何を目指して、どうなりたいのか――。自分は「デキる父親」になりたい。幸せになるには、自分をブランディングすることだということに気づいた。

「デキる父親」目指して、ますます自分ブランディングに励まれますよう!

■さちさん『変わること 変わらないこと 変えないこと』

昇進試験でのテーマが「強みを活かして仕事をするには?」で、私は直近の仕事について話したものの、上司はもう少し中長期の話として社内で成し遂げたいことを考えてほしいと言われた。自分は、求められたことに対してポテンシャルを発揮できるタイプ。長期的にやりたいこと、具体的に成し遂げたいことを見つけるために入塾した。

ストレングスファインダーを知ったことでで自分の長所や短所を再認識し、備えることができるようになった。グループワークでは、マルチコーチングを受けるような形で、自分の深層に触れることができた。このメンバーならではの視点に触れられた。Will Can Mustの輪で考えると、mustは仕事環境によって変わるから成し遂げたいことが定まらないのかもしれないと考えて、そうであればmustも自分で決めてしまったらどうかと仮説を立ててみた。

ストレングスファインダーとマップ、コーチングを含めて、仕事と育児との両立で忙しくなりそうな今後の人生に活かしていきたい。

人生の新しいステージに入られるさちさん。塾での学びはきっとどこかで活かされると思います!

■じゅんじゅん『発表小説』
コーチングマップで自分が感じている欲求が新たにもう一つ、見つかった。組織を変えたい。その欲求は、初めから、ただ存在していただけだということに。宇宙に意味はない。ただ存在するだけだ。そして、これが僕だ。僕のベストだ。塾での壮大な振り返りだ―――。

塾史上初、そして空前絶後の小説形式、話さない、読み上げないプレゼンでこれまでの成果を分かち合ってくれました

■クロちゃん『Chapter』
子育てと仕事と学びのバランスを今後どうしていきたいか。塾を通してビジネスパーソンとして成長を実感したくて参加。マップを通じて、過去と未来の手触り感をもって考えられた。また、成長の機会は関わりにあるとも実感。過去の学びの点と点を再統合できた。バランスではなくパズルのように組み合わせるものと思えるようになった。ORではなくANDを。過去の自分からのメッセージをもらい、未来の自分へと届けるための大きな区切り(Capter)となった。

ご家族への思いの強さが印象的なくろちゃんでした

■さとぅー『発見力』
今までにない上司からの期待、経験したことのない部署、共働きの忙しさなど不安を抱えていたが、仕事外のつながりができるのでわくわくしながら参加した。15分読書で「何を、なぜ読むのか」という思考で読めるようになり、コーチングでによって相手が答えにたどり着けることを信じる「信頼力」を知ることができたなど、発見力に活かせる成果を得られたと思う。公私ともに忙しいと思っていたが、塾への参加を決意し、学びの時間を作れたことこそが、自分の変化の片鱗。塾を通じて、自発的な物事の見え方を養うことができた。寄り道を楽しむ宇宙人でありたい

塾期間中のメモやマップの山も披露してくれました

■しんさん『自ら動くリーダーになる』
入社4年目、若手のリーダー的立ち位置になる一方で、中長期のキャリアが描けない状態。プライベートでも一人で自由気ままに過ごしている。入塾後、自分「が」から外を頼る、多様性を受け入れることができた。ゴールを意識しながらの段取りを設計、独りよがりにならずに周りを巻き込めるようになり、具体的業務でもできるようになった。TEFCASの精神で、弊社のテレビCMに出演したり、リクルーターをやってみたり、部内の失敗ノウハウ共有プロジェクトにも参加。初めてのことに失敗はない、場数を踏もうと思えるようになった。

プライベートでも、お金の使い方について投資、始める、見直すという観点で変えていった。塾での学びを仕事とプライベートで実践を繰り返し、自ら動くリーダーになっていきたい。

 

TEFCASの精神が素晴らしい、しんさんです

■さかもっちゃん『心と頭をもっとつなげたい』
IT営業の仕事をしている。マネジメントを見据えて、自分に足りないことは何か?もっと頭が良くなりたい!ということで上司に誘われて入塾。塾とは心と頭をつなぐ訓練所。脳の上手な使い方と心を起点に行動する力を学んだ。

特に印象的なのは、抽象具体を行き来する脳の使い方。塾生との関わりの中で、個の力を超えることも体験。より深層にアクセスし、障壁を取り除くことで爆裂する。簡単ではないが、言語化した状態で分かっていることが大切。ストレングスファインダーを通して、部下の心のありようを考えるようになった。部下にも「俺変わった?」と聞いてみたら「変わりましたよ。目をかけてくれるようになりました」と言ってもらいました(笑)。

部下からそう言ってもらえて良かったですね!

■あこさん『壮大な振り返り』
独立開業2年目、この先どうしたらいいのか不安だった中で、別のビジネスコンサル塾に入ったが、課題ができずに成果も出せず、自分には何もないとさらにどつぼにはまっていった。塾とは自分の振り返り、自分とは何かを見つめなおす場だった。マインドマップでスケジュールを描くことにより、1週間をデザインする様に時間の捉え方が変化した。15分コーチングを実践することで、息子さんとの対話の場に大きな変化があった。また、対話や自分への問いかけを繰り返すことにより、仕事への責任とやりがいに気づき、仕事の原動力として再認識することができた。自分の人生に誇りを持ち、受け入れ、認めることができた。自分の根っこを見つめ、自分の足で立つことができるように。今は不安のない状態。

あこさんはこれからもずっと学び続けられることでしょう

■鹿CHAN『やりたいことをやろう』
入塾し、思考、感情、行動のフレームでバランス良くコントロールすることが、自分のセルフリーダーシップだと気づいた。年明け以降、週ごとにテーマを設けて、自分の体験に基づいたトピックを週に3つ挙げて、行動を重ね、チームメンバーにシェアを続けた。結果、行動することで楽しく鍛え続ける。やりたいことがどんどん出てくるドラえもんみたいなおじさんになりたい。

年明け以降の「行動強化週間」がスゴイ!何より楽しんでいる鹿chanが印象的です

 

■くぼっち『私とわたしとワタシと』
具体的にやりたいことがない、殻を破りたい。他者の期待に応えたい自分がいることに気づく、改めて自分を外から客観視(外在化)することで自分を受け入れることに。VISIONができた。興味のなかった管理職も目指そうかと。これからは、弱さを含めて自分とうまく付き合い、良き仲間と向き合い、自分株式会社を持ち株100%で運営していく。

 

殻、破れましたか?

 

■玄氣さん『たわわに実った石ころを磨く』
OSのアップデートをするために入塾。スタートで己のブレーキを解放し、量質転換を進めた。読書MAPを書いて、それを動画にしてシェしてみる取り組みも。ミニマップを会社のイベントづくりに活用するなど、驚異的なインプット⇄アウトプット量を実践し、IQ.EQ.自分株式保有数が大幅に増加した。塾では「場力」「人力」「思考力」を使って、自分自身のコアを発掘できた。

 

有言実行、リミットを外してフルスロットで楽しんだ玄氣さんだだったのではないでしょうか

 

2日目には歴代のSL塾OBの皆さんなども加わって、恒例の卒業記念イベントを開催。
その模様をまとめたこちらのレポートも合わせてどうぞ!