東京にある共創型コンサルティング会社「かたちえ」が「仕事」も「暮らし」も持続可能な形で発展的に「楽しく充実させたい」と願う人たちに向けた学びの場づくりとして続いてきた活動を「一般社団法人いろはこ」とし受け継ぎ、mindmap/マインドマップ、Udemy、経営マインドマップ、構造思考、組織学習、学習する組織、システム思考、ストレングスファインダー、フォトリーディング、トップリーダー養成塾など様々な講座・ワークショップ・セミナー情報など、クリエイティブな個人と組織を創出していく手助けになるためのブログです。

【ご参加者様の声】マインドマップとの 10 年間を振り返る  

【ご参加者様の声】マインドマップとの 10 年間を振り返る  
マインドマップ

MatsuKatsu事務局です。
あっという間に今年も半ばを迎えましたが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日梅雨入り宣言も出ましたね、、
暫くは雨続きでアウトドアでの活動が出来ない~とお嘆きの方も
いらっしゃるかもしれません。

こんな時こそゆっくり屋内でご自身に向き合ったり、
夏休みの計画をマインドマップで描いてみるのはいかがでしょうか?

「みんなどんな風にマインドマップを活用しているの??」という方のために、
MatsuKatsuの講座に長年ご参加いただいてるKさまからいただいたお声をお届けします!

この方は、国内最高大学での博士論文執筆に手書きのマインドマップを活用。
無事博士になられました! 本当にすごいことだと思います!

マインドマップとの出会い

会社勤めを辞め、研究者になることを目指したわたしは、
遅まきながら 41 歳で大学の 3 年次に編入学し、その後大学院に進学しました。

修士論文を書くにあたり、テーマを考えたり、
収集した資料を管理したり、あるいはそこからトピックを考えたりなどの、
論文に関す るあらゆる作業がうまくいかず、途方に暮れていました。

何か良いツールはないかと情報を探していたところ、
マインドマップを紹介している記事に出会いました。

情報の整理やノートの取り方だけでなく、
アイデアを思いつくといった発想にも使えることに心を惹かれ、
修士論文のテーマ設定の突破口になるかもしれないと、 情報を集め始めたのです。

最初は市販のワークブックや入門書を買って、自分なりにやってみたのですが、
ちゃんとできているかどうかが全く分からなかったので、やはり講座を受講しようと思いました。

ト ニー・ブザン氏の日本語の公式 HP で講座を検索した時、
夫を誘ってみたら少し関心を示していたので、一緒に受講しようと二人で申し込んだ、

 

あの日のことは、今でも忘れられません

それが 2008 年の 6 月、まつかつさん と我々夫婦の出会いとなりました。

講座に寄せる期待や意気込みは、わたしの方が夫より大きかったと思います。
夫の体験に ついては、自身の言葉で語ってもらいましょう。

あの日のことは、今でも忘れられません。
恐らく、まつかつさんも覚えておいでではないかと思うのですが、
初心者用のワークをやっていたとき、――自己紹介のマップをかいてい たのですが――
20 年ぶりくらいに色鉛筆を使ってセントラルイメージにバラの花を描こうと、
バラの花びらや茎や葉に色を重ねていたときでした。

わたしは周りの景色が目に入らな くなるほど、イメージの世界にひとり入って行きました。
10 年以上前に他界した、わたしの父は画家でした。
わたしが幼なかった頃、父は家で子 供向けの絵画教室を開いていて、
姉とわたしは毎週必ずそこに参加し、他の子供たちとともに絵を学びました。

父は自分の娘たちには厳しかったので、当時はあまり好きで描いていたわけではなかったのですが、
わたしの家にとって、絵は特別なものではなく当たり前のものとして自分の中に存在しているものだったのです。

マップはすぐには使いこなせなかった

その日、自己紹介のマインドマップにとりかかっていうるうちに、
否応もなくかつて自分が描いていた絵の世界
――それは自分の幼少時代そのものでもありますが――に引きずり込まれてしまったのです。

今思い返すと、絵とわたしの過去に特別な関係があったからでもあるのですが、
それだけではなく、マップの持つ力というものも作用したはずだと思います。
思いがけず、もうとうに忘れてしまっていた自分の過去のトンネルを深くくぐりぬけてし まったわたしは、
マップが潜在意識に働きかける力を、初日に体感したのでしょう。

しかしながら、それですぐにマップを使いこなせるようになったかというと
そうではなく、しばらくはちょっと使っては放置という状態が続きました。

転機は、「月刊まつかつ」イベントへの参加、新しい視点を得た

転機は、半年ほどしてから 「月刊まつかつ」という月に一度のイベントに参加するようになってからです。

「月刊まつかつ」については詳しくは説明できません。
その当時、まつかつさんと彼を慕う講座の受講生たちが集まって、
様々な問題についてマインドマップを使った解決へのプロセスを考えたり、
あるいは純粋にマップをかいたりしていました。

そこでわたしは、
まつかつさんがマインドマップを実践している様子をつぶさに見ることができました。
自分では思いつかないような発想をしながら、様々な課題を鮮やかに解決していくまつかつさん
の手腕を目の当たりにしたのは、とても大きな刺激でした。

まつかつさんが高い能力を持ち、大変頭の良い方であることは皆さんご存知でしょう。
自分にはない圧倒的な能力が目の前で発揮されていくのを見ることで、
優れた力を持つ自分といったものがイメージでき、
さらに無意識のうちにその人の思考を模倣することができたのではないかと思います。

「月刊まつかつ」で毎月1度、およそ2年くらいだったでしょうか、
そのような体験ができたこと で、自分の思考能力が向上したように改めて実感しています。

更にそれだけではなく、マインドマップを使ったテンプレートを教えてもらい、
自分でもそのワークの中の問題解決に取り組みながら、新しい視点を得るような体験をしました。
(この時は、潜在意識の中に潜 るというよりは、現実的な問題を解決するためのさまざまな思考法を
得たと思います。)

ステップアップ講座でマインドマップ活用は本格化した

この数か月の体験と、それから(今は様々な事情で名称が変わりましたが)マインドマップを
更に深く学ぶためのステップアップ講座(「マインドマップアドバイザー講座」)を受講 したことで、
わたしのマインドマップの活用は本格化しました。

それから後は、何をするにもマップをかくようになりました。
スケジュール管理や仕事の優先順位の付け方、
買い物をするにも迷ったらマップをかいてみる、
もちろん論文の構想、やテーマの発想、
足りない資料を見つけたいとき、ロジックの正当性といった、
研究に関することについてもかき続けました。

毎日マインドマップをかく、という時期もありました。
修士論文提出後、博士課程に進学したのちは、
雑誌への投稿論文を何本か書かなければなりませんでしたが、
その際もマップを大いに活用しました。

博士論文のためにマップを活用

この時期、一番多くマップをか いていたと思います。
その後、いよいよ博士論文執筆に着手しました。
着手してから完成まで、8 年くらいかかっ ていますが、この博士論文のためにマップを活用したのは、
主に最初の5 年、構想や章立て が確立するまでの間でした。

無から構想を練るまでの間に、何十枚とマップをかいたと思い ます。
第 1 校が仕上がってからは、どちらかというと日本語のブラッシュアップと、論の流 れ、
論理の整合性、資料が十分であるかといった点に主に気を配りながら推敲していきまし た。
この段階においては、マップをあまり使っておりません。
こうして何年か、マインドマップを活用しながら日々の仕事や研究に向き合っていくと、
興味深いことに、思考回路がマインドマップそのものになっていきました。

頭の中で自然にマップをかいているのだと思います。
(おそらく、マインドマッパーは皆、多かれ少なかれそのような思考をしているのだと思うのですが)
そうなってくると、当然のように日常の中でマップをかく回数は減って行きました。

かく必要がなくなってくる、と言った方が正解か もしれません。
最初は紙とペンが必要だったのが、脳内でマップをイメージして対応できてくる……

すると、当然、物事に対して反応が早くなり、
単に処理スピードが上がるだけでなく、選択肢の種類が増えていきます。
マップが「身体化」している、と言い換えることもできるかもしれません。

自分としては自然にやっていることですが、
おそらく仕事の効率が上がり、よい 状態を保っているのだと思います。

「初心忘るべからず」

しかしこの記事を書きながらマインドマップとともに歩んだ過去を振り返ってみて、
今、改めて思うのは「初心忘るべからず」の一言です。

最近はマップをかかなくなっていましたが、
自分の能力を過信し、驕っている自分はいないだろうかと。
今こそ、再び地道に、丁寧にマップをかく習慣に立ち戻り、
物事を見つめたり考えたりした方がよいのではないか、ということを考えています。

マインドマップとの出会い、そして非常に優れた能力を持ちながら人間的にも温かい、
まつかつさんとの出会いがなければ、今の自分はなかったに違いありません。

この出会いに感謝しつつ、毎日を謙虚に、地道に、
努力しながら積み上げていきたいと思います。
そこには やはり、マインドマップがあった方がずっと良いことには、
疑念の余地はありません。


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